精神運動興奮に至った人を、

社会から隔離するのを、本人のためだというのは詭弁だろう。

 

(幻覚妄想状態、という用語も慎重に使うべきだろう。

それが指している状態において「幻覚」「妄想」が証明される場合の方が少ない。

脳波検査ができない、

という本来の意味での「精神運動興奮」がもっとも誠実な語法のように思う。)

 

精神病性の錯乱は、

たとえジプレキサがなくても1週間程度のうちに収まるし、

 

それくらいの期間で

人生の方向をガラリと変える人間は一定数いるものである。

現れ方が違うだけで。

(突然の移住とか、色恋沙汰とか、色々。)

 

治安保持というのもどうだろう。

統合失調症者の犯罪率が一般人口のそれより低いことは

世界中の研究で一致していることだし。

 

「意味のわからないことを大声で叫んでいる」

「家の中で暴れていて手がつけられない」

その程度のことで

警察力の治安保持が作動するのか。

酩酊、前酩酊者がフラフラしている夜の街はどうなんだ。

 

 

精神科医も、行政が言っているだけの「急性期」に首を突っ込んでないで、

「慢性期」と呼ばれているところの、

実のところ重症者たちに目を向けるべきだ。

 

医者がいないと退院できない制度なのに、

そこに医者がいないというのはどういうことなんだ。

 

それよりも

何年間もベッドに縛り付けられている人たちをこそ助けるために

精神科医がいるんじゃないのか。