気仙沼日記9日目

(メモ)

そこで生活している人たちが

平常人のように鈍感ではなく、

平常人のように日和見主義でないだけであるとするなら、

 

Schizophreniaは内因性概念よりも、

むしろ反応性精神病の範疇で捉えられるのではないだろうか?

 

状態像としての

妄想症、幻聴症は確かにあるかもしれないが、

「基底症状」はどうだろう。

Schizoid概念を広くとることで、これを代替できないか。

 

通奏する陰性症状のうえに、

間歇的な陽性症状が出現するという伝統的な疾患観念は

 

陽性症状が大きな振幅をもっているのに比して

陰性症状」が時間的には(極めて緩やかに)漸増していくものであるのを考えると、

これは行動傾向(personality)とした方が適切であるように思う。

 

At Risk Mental State (ARMS)と言われる人たち、

顕在発症(臨床的には、独語や解体行動の出現)以前に観察されるのが

mildな自我障害であるのも、こう考えると説明しやすい。

(伝統的な精神病理学で自我障害がどう分類されるのか、浅学にして知らないが…)