君ならできる   ワトソン 「二重らせん(中村桂子訳)」

 

 

DNA分子が2重螺旋を描くことは、
いまや地動説くらいに当たり前のことだけれど、
これが発見される前までは、
DNA結晶のX線写真とその構成分子が知られていただけだった。


例えるなら、
シルエットと建材の、たった2つヒントから
大聖堂の設計図を再現するような課題だった。

 


La Cathédrale

 


この本を書いたワトソンは、
もらったノーベル賞をオークションにかけたり結構エキセントリックである。
天皇から貰ったメダルも今度どっかでオークションにかけるらしい。

 

訳者もまた大変エキセントリックであり、

タバコ会社の資金で科学倫理を研究するような非常に立派なお方である。

 

ノーベル賞モノということで、
式の合間に大麻を吸っていたと噂の
マリス博士でも題材に是非ありがたいお話を伺いたいものだ。

 

 

二重らせん (講談社文庫)