野外音楽について ドビュッシー/音楽論集

 

 

「<野外>のために特別に作られる音楽 ―

すべてが雄大な線で描かれ、光と自由に包まれた樹々の梢の上をたわむれ舞う声と楽器の大胆な飛翔による、野外音楽の可能性も出てくる。

黴くさい演奏会場に閉じ込められたら異常に聞こえるような和声の連続が、野外ではきっと正当な評価を受けることだろう。

音楽をぎこちなく窮屈にしている形式上のこせついた偏執や恣意的に定められた調性から、自由になる方法も、たぶん見つけられるのではないか。」

 

つまりこういうことだろう、きっと。

 

 

調べてみたらドビュッシーが死んだのが1918年、

マイルス・デイビスが生まれたのが1926年。

 

歴史は狭いものだ。

 

 

 

ドビュッシー音楽論集―反好事家八分音符氏 (岩波文庫)