小学校の課題図書を読み返してみた             ラディゲ「肉体の悪魔」

 

 

もうすぐ結婚してしまう女性に恋した12歳の少年が、

弁舌巧みに自分好みの寝室家具をその夫婦に買わせることで、

そしてその家具に囲まれた初夜を二人に過ごさせることで、

ささやかな復讐を遂げる話。


春風のような異常性癖感が気持ちいい青春小説だった。


(結局、戦争で夫が出征している間に女性は少年と仲良くなり、

少年の子供を妊娠して、出産した直後に彼女は亡くなり、

自分の子供だとすっかり信じこんだ夫がその子を育てていくというハッピーエンドだった。)

 

肉体の悪魔 (新潮文庫)