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太るためには逆に2食が良い、みたいな           徐京植「ディアスポラ紀行」

 


近代以前は宗教が人の死生観を形成していた。

しかし宗教的認識が崩れた後に登場した科学や自由主義といった近代思想は

人が持つ 死への恐怖/不死への憧憬 に対処することができず、

その変わりにナショナリズム、「国民」という個人の生死を超えて続くものへの信仰が生まれた。




死後は極楽浄土に行けるんだというそれまでの思想が廃れると、今度は、

“「天皇の御為に身命を捧げることは、いわゆる自己犠牲ではなく、小我を捨てて大いなる御陵威に生き、国民として真生命を発揚する所以」と、演説していた。

つまり天皇のために死ぬことは本当に生きることだ、ほんとうに生きたければ死ね、というのだ。”





“人を愛する個々人の思いが、

「家族」、「郷土」、「わがムラ」などを経由して、「国家」や「国民」に結び付けられる。

なぜ愛する人への思いが「国民」という抽象的概念に回収されてしまうのか。この連続性は論理性を欠いている。しかし、いかに非論理的であろうと、当人たちはビクともしない。

非論理的であることが重要なのだ。「理屈じゃない」のだ。

「国民」ならだれでも分かるはずであり、それが分からないやつは「国民」ではないのである。”

 




(もっとも、左翼にだってインターナショナル歌いながら射殺されていった人たくさんいただろうけど)

 

 

 

 

 

毎日おいしく3食いただくこと、とても大事だ。

 

 

 

 

ディアスポラ紀行