ゆとりがない人間は何をやってもダメ            青山南 「ネットと戦争」

 

Amiri Baraka: Somebody Blew Up America

 

元は『すばる』の連載で、

アメリカ文芸の界隈で何が起きているかをリアルタイムで報告する企画だったらしい。9.11に関連する文章を中心に、補遺を加えて出版された。

 

 

2000年代前半、つまりGoogleが登場した頃、ウェブでどんなことが起きていたかを自分は知らなかったが、「なんだか楽しそうだなぁ」というのが素直な感想。

 

都市伝説の検証サイト(Snorpes.com)とか、

連帯するアメリカ詩人の会(Poets.org )とか、

国務省が作ったアメリカ人作家によるアメリカ論の文集(Writers on America)とか、

 

今にしてみると特別なことでもないけれど、

当時(つまりこの本が書かれたとき)の、青山南が受けた衝撃が伝わってくる。

「こんな夢みたいなこと、つづくわけないよ」、と。

 

アミリ・バラカが2002年に朗読した詩が大変な騒動を起こしたというのを読んだ。

そのうち動画でも探してみようと思っていたが、

上のPoets.comのリンクを作っていたら彼の訃報が載っていた。

 

  

ネットと戦争―9.11からのアメリカ文化