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僕らの生まれる前、一番かっこよかった男                「ゾルゲ 世界を変えた男」

 

 

久しぶりに心から惹かれる本だった。
この何ヶ月かはとても良い本に恵まれている。幸せ。体調悪いけど。
戦争資料を読むのはとりあえずこれで一休みしようと思う。


ソビエト連邦のスパイ、ゾルゲ博士の伝記。
 
 
出版されたのも30年以上前だし、聞いたことない謎出版社(パシフィカ?)だし、アマゾンにも古本しか無い位なのに、
 市立図書館、なかなか良い仕事してる。
序文だけ読んでそんなに文量ないかなと思ったけれども、借りてみると目次以降から二段組だった。

伝記物は前から好きだったけれど、この本は特に良かった。長いけれど読みやすいし全く劇的。

スパイの生涯ってロマンだし背中がゾクゾクする。
トハチェフスキー事件とか、尾崎秀実、天才無線技師のクラウゼン、ラムゼイ機関…言葉だけで興奮する。
なにより、リヒァルト・ゾルゲ 、彼の名前だけで素晴らしくカッコいい。

共産主義を取り巻く物語とか人物伝は、自分の日常からいつも遠く離れた香りがして、昔からとにかく興味を引かれる。ロシアの数学者とか、ソビエト生物学の(怪しげな)学説とか、あとは文革とか…キューバ革命も。
僕自身は資本主義的なモラトリアムの申し子だけれど。
 
 

ベルリンからモスクワ、上海とか(もちろん東京も)舞台がくるくると変わるので、それに合わせて今週は珍しく変化に富んだ夕食でした。

モスクワ料理が思いつかなかったのでレンズ豆のトマト煮とか。合ってるか分かんないけど。
寒い土地の料理は時間がかかるので手間です。
 
 
 
 
 

(どれくらい謎かというとAmazonから画像が引けないくらいに謎)

おわり